アメリカIT大手グーグルの持ち株会社アルファベットが去年10月から12月までの四半期決算を発表し、売上高、純利益ともに過去最高を更新しました。
30日に発表されたアルファベットの決算で、▼売上高は前の年の同じ時期を13%上回る863億1000万ドル、日本円にしておよそ12兆7000億円でした。▼純利益は52%増の206億8700万ドル、3兆500億円で売上、純利益ともに過去最高となりました。
アジア・太平洋地域を中心に好調だったネット広告事業が市場予想を下回ったものの、クラウド事業の売上は25%増となっていて、人工知能=AIが業績を押し上げた形です。
この日、マイクロソフトも四半期決算を発表し、売上高は18%増の620億2000万ドル、日本円で9兆1500億円でした。純利益は33%増えた218億7000万ドル、3兆2000億円で4四半期連続で増収増益となっています。
チャットGPTを手掛ける「オープンAI」と提携するクラウド事業がけん引したほか、去年10月に大手ゲーム会社を買収したことでゲームコンテンツ関連の売上が61%増えました。

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