中国の李強首相は、スイスで開かれているダボス会議で演説し、2023年のGDP成長率が5.2%になるとして、政府目標を達成したことを明らかにしました。

李強首相は演説で、2023年のGDP成長率が5.2%になるとの見通しを示し、「5%前後」という政府目標を達成したことを明らかにしました。

さらに、中国経済について「長期的に好転する全体的な流れは変わらない」と強調。「対外開放の基本的国策を堅持する。中国市場を選択することはリスクではなく、チャンスだ」と述べ、中国への投資を呼びかけました。

中国政府はあす、2023年の成長率を発表する予定ですが、これに先立ち、李強首相自らが国際会議の場で明らかにすることで、国際社会の中国経済に対する不信感を払しょくする狙いもあるものとみられます。