南太平洋の島国、ナウル共和国が台湾と断交したことを受け、台湾が中国を非難したことに対し、中国政府は「主権の問題だ」と反論しました。

ナウル政府が台湾と断交し、中国と国交を樹立すると表明したことを受け、台湾側は中国の外交的圧力があったと非難しましたが、中国外務省の報道官は、中国の主権の問題だと主張。「ナウルは国際社会の大多数の側に立ち、長期的利益に符合する正しい選択をした」などと反論しました。

また、アメリカ国務省がナウルが台湾と断交したことを「残念だ」と表明したことについては、「強烈な不満と断固たる反対」を表明しました。