アメリカ・コロラド州の裁判所が来年の大統領選挙でトランプ前大統領に出馬する資格がないと判断したことで判事が脅迫を受けている可能性があるとして、FBI=連邦捜査局が捜査を始めたと現地メディアが伝えました。
コロラド州の最高裁判所は今月19日、2021年1月に起きた連邦議会乱入事件に関連し、「アメリカに対する暴動や反乱に関与した者は国や州の官職に就くことができない」と定めた合衆国憲法を根拠に、トランプ氏が大統領選挙への出馬資格を持たないとの判断を示しました。
現地メディアによりますと、これ以降、ネット上では「法服を着たネズミを絞首刑にしろ」「判事の赤ん坊をごみ箱に捨てろ」といった投稿や、判断を支持した4人の判事の個人情報をさらすよう呼び掛ける投稿が増えたということです。
CNNテレビによると、FBIはこうした動きを把握、脅迫や暴力で自身を正当化する人物への捜査を推し進めるとしていて、コロラド州の捜査当局とも連携しているということです。
トランプ氏側は今回の判断について、「完全に欠陥がある」と州裁判所を批判していて、連邦最高裁に上訴する方針です。
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