香港で地方議会に当たる区議会の議員選挙が始まりました。選挙制度の大幅な変更により前回圧勝した民主派は1人も立候補できず、区議会から一掃されることになります。

記者
「選挙制度が変更された初めてとなる香港の区議会議員選挙の投票がはじまりました」

香港の18ある区議会の議員選挙は、これまで9割以上の議席が市民の直接投票によって決まっていましたが、7月に選挙制度が変更されたため、今回から2割以下に減少。かわって政府の任命枠などが設けられました。

また、立候補には政府が任命した地区の委員からの推薦が必要となり、前回の選挙(2019年)で8割以上の議席を獲得した民主派は、1人も出馬できませんでした。

中国の習近平指導部は2020年に「香港国家安全維持法」を施行するなど、反政府的な言動を取り締まり、民主派の排除を進めていますが、候補者が親中派一色となることで、投票率の低下が懸念されています。