イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が始まってから7日で2か月となるなか、イスラエルのネタニヤフ首相は南部への攻勢を強めるイスラエル軍がハマスの指導者の自宅を包囲していると明らかにしました。
パレスチナ自治区ガザで大規模な戦闘を続けているイスラエル軍は6日、過去24時間でガザ全体でおよそ250回の空爆を加えたと発表しました。
イスラエル軍はガザ南部への攻勢も強めていますが、ネタニヤフ首相はハマスの指導者でガザ地区トップのヤヒヤ・シンワル氏の自宅をイスラエル軍が包囲していることを明らかにしました。「捕まるのは時間の問題だ」としています。
イスラエル軍はガザ南部の最大都市ハンユニスの住民に対し、指定したルートで直ちに避難するよう呼びかけていて、今後、ハンユニスでの戦闘がさらに激化するおそれがあります。
イスラエル軍とハマスの戦闘が始まってから7日で2か月となりますが、一連の戦闘でガザの死者はこれまでに1万6000人を超えています。

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