アメリカの8月の雇用統計は、景気の動向を敏感に反映する「非農業部門の就業者数」が前の月に比べて2万2000人の増加で、7万5000人程度の増加を見込んでいた市場の予想を大幅に下回りました。

また、失業率は前の月から0.1ポイント上昇して4.3%でした。

労働市場が減速していることを示す結果で、市場ではFRB=連邦準備制度理事会が今月16日からの会合で、景気を下支えする利下げに動くとの見方が強まっています。