アメリカで開かれたAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議が閉幕しました。1年ぶりに対面した米中の首脳が緊張緩和をアピールしましたが、溝の深さも浮き彫りになっています。
アメリカ バイデン大統領
「習近平国家主席とは人工知能の影響と、我々がどう協力するかを話しました」
アメリカのバイデン大統領はAPECのしめくくりの会合の冒頭、中国の習近平国家主席との首脳会談での会話を紹介しました。
会議場でも2日連続で声をかけに行くなど、習主席との緊張緩和のアピールが目立ちました。
アメリカ バイデン大統領
「美しい車ですね」
中国 習近平国家主席
「中国製の『紅旗』です」
一方、中国側も国営の中央テレビが両首脳が和やかに談笑する様子を伝えるなど、融和ムードを演出しています。
ただ、米中の対立の溝は深いままです。
習主席は最終日もアメリカによる半導体の輸出規制を念頭に、「経済と貿易の政治化に反対すべき」とけん制することを忘れませんでした。来年に大統領選挙を控えるバイデン大統領は今後、中国への融和姿勢を示すのが難しくなります。
衝突を避けるためには、今後も首脳同士の対話のパイプを保つことが重要となります。
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