パレスチナ自治区ガザの保健当局などは複数の病院がイスラエル軍の攻撃を受け、多数の死傷者が出たと発表しました。
繰り返し響く爆発音。北部にあるガザ最大級の病院シファ病院の映像です。
病院には患者のほか、数千人が避難しているとされますが、ガザの保健当局は10日、イスラエル軍による攻撃を受け、死傷者が出たと発表しました。
現地で活動する「パレスチナ赤新月社」はガザのほかの病院にも攻撃があり1人が死亡したとしているほか、中東メディアによると学校への空爆もあり、25人が死亡したということです。
一方イスラエル軍は住宅街にあるハマスの拠点を制圧し、ミサイルやドローンなどを押収し、司令官や戦闘員およそ30人を殺害したと発表しました。
こうした中、国連安保理ではパレスチナの人道危機をめぐる緊急会合が開かれ、犠牲となった民間人に黙とうが捧げられました。
WHOテドロス事務局長
「平均して、ガザでは10分に1人の子どもが殺害されている」
会合ではWHOのテドロス事務局長が民間人のさらなる犠牲を防ぐために、停戦が必要だと訴えました。
国連機関の10日の発表によると、ハマスの攻撃が始まった先月7日以降、ガザで働く国連職員で犠牲になった人の数は100人を超えたということです。
一方、ハマスの襲撃によるイスラエル側の死者数について、イスラエル政府はこれまで発表していた1400人からおよそ1200人へと修正しました。
外務省の報道官がSNSで明らかにしたもので地元メディアはこの報道官の話として、犠牲者数は「最終的な数字ではなく、すべての遺体の身元特定が終われば変更されるかもしれない」と伝えています。
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