パレスチナ自治区ガザ北部のガザ市で市街戦を本格化させているイスラエル軍は9日、北部の住民に対し、南部へ退避する経路を前日よりも長い、6時間確保すると発表しました。

イスラエル軍が市街戦をさらに強化するにあたり、民間人の退避を促すことで、軍事作戦の正当性を訴える狙いがあるとみられます。

また、OCHA=国連人道問題調整事務所によりますと、8日の一日で推定5万人の住民が南部に退避し、これで5日以降、あわせて推定7万2000人が南部に退避したとしています。

ただ、ガザ北部には数十万人の住民が留まっていて、最低限の水と食料を確保するのに苦労しているとして、深刻な懸念があると表明しています。