中国政府は、来月の実施に向け調整が行われている米中首脳会談について「道のりは平たんではない」との認識を示しました。
アメリカのサリバン大統領補佐官と中国の王毅政治局員兼外相は27日に会談し、来月、サンフランシスコで開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議にあわせ、米中首脳会談を実現するため協力していくことで合意しました。
一方で、首脳会談の実現について、中国外務省の汪文斌報道官は30日の記者会見で、楽観視できないとの認識を示しました。
中国外務省 汪文斌報道官
「サンフランシスコに通じる道は平たんではなく、“自動運転”に頼ることはできない」
王毅氏も28日、ワシントンで開かれた座談会で「両国には依然として意見の不一致があり、多くの問題を解決しなければならない」と依然として困難が伴っているとの認識を示しています。
米中首脳会談が実現すれば、およそ1年ぶりで、米中関係の安定化につながるかが焦点になります。
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