自民党の杉田水脈衆院議員が、在日コリアンの女性たちに差別的な投稿をしたとして大阪法務局が人権侵犯と認定したことについて、松野官房長官は、「特定の民族や国籍の人々を排斥する趣旨の不当な差別的言動は許されない」と述べました。

自民党の杉田衆院議員は7年前、在日コリアンの女性についてSNSに「民族衣装のコスプレおばさん」などと差別な投稿をし、大阪法務局から「人権侵犯」と認定されました。

杉田議員は、アイヌ民族に対する同じ投稿でも、札幌法務局から先月、「人権侵犯があった」と認定されています。

松野官房長官はきょう午前の会見で、「個別の事案について答えは差し控える」と述べた上で、次のように答えました。

松野博一官房長官
「特定の民族や国籍の人々を排斥する趣旨の不当な差別的言動は、いかなる社会においても許されないものと考えております」

杉田議員は安倍派の総会後、記者の問いかけに対し、「既に削除して謝罪しているので、それに対するコメントは何もない」と述べました。

杉田議員は札幌人権局の「人権侵犯」認定の際には、「議員辞職は全くない」と明言していましたが、辞職すべきかどうかについて松野官房長官は、「個々の議員、政党の活動に対して政府の立場で申し上げるのは、差し控える」と述べ、回答を避けました。