中国で開かれているアジア大会でインドの選手3人が出場を拒否されたとしてインド政府が抗議している問題で、無念の欠場となった選手たちは「このような事態となり、みんなが悲しんでいる」と心境を明かしました。
中国の杭州市で開催されているアジア大会をめぐっては、インド北東部アルナチャルプラデシュ州出身の武術競技の選手3人が入国などに必要な書類を受け取れず、インド政府は「差別的な扱い」で出場を拒否されたと抗議しています。
大会を欠場し地元に戻った選手3人は26日、現地メディアの取材に応じ心境を明かしました。
出場できなかったインド選手
「みんなが悲しんでいる。アジア大会に出場してメダルを持ち帰るのが私たちのコーチの夢だったけど、不幸なことにこのような事態が起きてしまった」
また、別の選手は「今の状況が続くなら今後、中国で開かれる大会で出場権を獲得したとしても何の価値もない」と述べ、問題の早期解決を求めました。
3人の出身地・アルナチャルプラデシュ州は中国とインドの国境地帯にあり、両国が領有権をめぐって対立を深めています。インドのスポーツ担当相は「インドにとって不可欠な一部であり、差別や圧力には屈しない」と強調していて、両国の関係悪化に拍車がかかるおそれもあります。
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