韓国東部で客を乗せた釣り船に人を襲うこともあるアオザメが飛び込んできました。恐怖の瞬間です。

韓国東部・浦項市沖。旬のサワラ釣りを楽しんでいた客の竿に大きな反応がありました。

「うわー、これはすごい!」

大物の予感に膨らむ期待。しかし、海から飛び出してきたものは、体長3メートル、重さ200キロを超えるアオザメ。人を襲うこともある種類です。

釣り針がひっかかったサメは、カメラも追いつかない速さで船に飛び込んできてケーブルを噛むなど船体を破壊。被害額は日本円でおよそ33万円にのぼるということです。

韓国東側の沿岸地域では今年、サメの目撃情報が30件と異例の多さで、専門家は海水の温度の上昇で暖かい海に生息するサメが北上してきたとみています。

この韓国東側の沿岸では今月末までサメが出没する可能性があり、海洋警察が注意を呼びかけています。