マイナンバーカードをめぐるトラブルの“総点検”について、政府はきょう、中間報告を行い、「マイナ保険証」に誤って他人の情報が紐付けられた事例が新たに1069件見つかったと明らかにしました。
デジタル庁 河野太郎大臣
「健康保険証にかかる紐付け誤りについてでございますが、1069件において個人情報の登録番号が違っていた」
中間報告を受け、健康保険証の紐付けの誤りはあわせて8441件、他人に情報を閲覧された事例は15件にのぼることが明らかになりました。
さらに障害者手帳の紐付け作業については…
デジタル庁 河野太郎大臣
「エクセルのデータをコピーするときに、コピペ先で1行ずれてしまったというような、そうした人為的なミスがありましたので」
およそ2割の自治体では適切な方法で個人の特定が行われておらず、それ以外の自治体でも人為的なミスが発覚。このため全ての自治体に対し「個別データ総点検」を行うと発表しました。
「秋までに」とされている総点検全体の期限については…
デジタル庁 河野太郎大臣
「11月末を目標にお願いをしますが、期限ありきではなく、丁寧に点検することを優先したいと思います」
具体的な点検方法や期限について、あすから自治体と協議を始める考えを示しました。
岸田総理
「総点検と再発防止を徹底した上で、国民が安心してデジタル社会に移行できるよう、政府、自治体、関係機関が一丸となって全力を尽くしてください」
政府はマイナンバー登録作業のデジタル化や登録されたデータの定期的なチェックなどで再発防止をはかる方針ですが、今後も国民の信頼回復に向けた丁寧な説明が求められます。
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