政府の補助金が段階的に減っていることなどから、レギュラーガソリンの全国平均価格が10週連続で値上がりしました。

資源エネルギー庁によりますと、今月24日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は、前の週と比べて80銭高い1リットルあたり174円80銭でした。10週連続の値上がりです。

原油価格の値上がりのほか、政府が石油の元売り会社に支給しているガソリン補助金を段階的に縮小していることが主な要因で、経産省は補助金がない場合のガソリン価格は、来週時点で184円80銭に達すると予測しています。

補助率は、あす(27日)から50%に引き下げられ、1リットルあたりの補助金額は8円40銭になるということです。調査した石油情報センターによりますと、「来週もガソリン価格は値上がりするとみている」ということです。