セブン&アイ・ホールディングス傘下の百貨店「そごう・西武」の売却後の出店計画をめぐり、各社のトップらによる説明会が行われました。
記者
「井阪社長が乗っているとみられる車が、西武ホールディングスの本社へと入っていきました」
西武ホールディングスの本社で行われた説明会には、セブン&アイや東京・豊島区のトップらが出席し、ヨドバシの西武池袋本店への出店計画などについて話し合ったとみられます。
そごう・西武をめぐっては、親会社のセブン&アイ・ホールディングスが投資ファンドへの売却を決め、ファンドと連携するヨドバシホールディングスは当初、西武池袋本店の1階などへの出店を計画していました。
しかし、低層階への出店に豊島区などが懸念を示し、交渉が難航しているため、ヨドバシは1階の主要部分や地下1階への出店を断念する考えを、説明会で関係者らに正式に伝えたものとみられます。
ただ、そごう・西武の労働組合は、百貨店事業の継続や雇用の維持などを求めてストライキを検討しており、実際に売却を完了できるかは不透明な情勢です。

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