卵価格について野村農水大臣はきょう、「生産費を賄える価格でないと」と話し、卵の高値が続くのはやむを得ないとの認識を示しました。

野村農水大臣
「餌(代)がこれだけ上がって大丈夫なのかなと思ってましたら、この鳥インフルで(卸売価格が)350円という値をつけて、本来ならば生産費を賄えるぐらいの卵の価格でないと。消費者には大変申し訳ないんですけど、豆腐と卵ですよ、安いのは」

野村大臣は養鶏団体の訪問を受けた際にこのように述べて、生産費がかさんでいることを考慮すると卵の高値はやむを得ないとの認識を示しました。一方、養鶏団体の会長も「1キログラムあたり300円ほどでないと経営できない」と理解を求めました。