政府が今国会への提出を目指す入管法改正案が、きょう午後、自民党の部会で了承されました。来月の閣議決定を目指します。
入管法の改正案をめぐっては、2年前に国会に提出されましたが、入管施設でスリランカ人女性が死亡した問題を受けて、政府は一旦、成立を断念し、修正を加えました。
法案はきょう、自民党の部会で審議され、了承されました。
法案には、▼長期収容などの問題に対応するため、収容を3か月ごとに見直す規定が盛り込まれたほか、▼収容に代わる措置として、支援者などのもとで暮らしながら強制退去手続きを進める「監理措置」の制度も創設します。
このあと自民党内の手続きを経て、政府は3月の閣議決定を目指します。
一方、支援者らは、外国人の収容の可否を裁判所が判断する「司法審査」の導入などを求めていて、今後、国会では激しい論戦が予想されます。
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