きょうの東京株式市場で、株価はおよそ3か月ぶりに7万円台を回復しました。ただ、株価が大台を回復しても楽観はなかなかできない状況が続きそうです。

記者
「3か月ぶりに大台を回復した日経平均株価。AI・半導体関連銘柄の上昇がけん引しました」

週明けの東京市場。6万9000円台でスタートした日経平均株価は、取引開始直後から大幅高に。

午前10時半ごろ、7万円台を回復。ただ、午後には利益確定売りも出て、結局、1637円高い6万9946円で取引を終えました。

株高の要因は主に2つです。

1つはアメリカの今月の利上げ観測の後退です。先週末の雇用統計で雇用者の増加数が市場予想を下回り、アメリカで利上げを急がないのではないかという見方が広がったこと。さらに、原油の先物価格がいったん下落したことも買いを支えました。

きょう、株高を牽引したのはAI・半導体関連銘柄。一方、国内市場が主力の不動産や運輸の銘柄では値下がりが目立ち、明暗が分かれた形です。

松井証券 窪田朋一郎 チーフマーケットアナリスト
「上昇基調は維持すると見ているが、注意すべきは金利の上昇。AI関連銘柄は稼いでいるので金利上昇も耐えられるが、低金利に慣れている業種・業態・会社は金利水準に耐えられないという見方も」

金利上昇が企業業績にどう影響を及ぼすか。今後の市場の動きを見るカギとなりそうです。