(ブルームバーグ):米メディア大手パラマウント・スカイダンスによる競合ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)買収に向け、銀行団は総額約520億ドル(約8兆2000億円)に上る資金調達の組成を完了した。パラマウントは高いコストで長期資金を確保した。
事情に詳しい関係者によると、内訳はドル建て投資適格債300億ドル、ジャンク債124億ドル相当、ローン94億6000万ドル。最も償還期限が長い2066年満期の投資適格債は、利回りが9%近くとなる。
訴訟でワーナー買収の完了が遅れ、起債は数カ月ずれ込んだ。その間、世界的なインフレ懸念の高まりで借り入れ金利が上昇した。3カ月前ではなく今週資金調達したことで、年間の利払い負担は数億ドル増える。
投資適格債は8本立て。米国債に対する上乗せ利回りはシンジケーション中に縮小したものの、3本の利回りが8%を超える。ブルームバーグのデータによると、今年発行された米投資適格債で利回りが8%を超えたのは2本だけだ。
アポロ・グローバル・マネジメント、バンク・オブ・アメリカ(BofA)、シティグループが主幹事を務めた。
関係者の1人によると、パラマウントは3本立てのドル建てジャンク債計114億ドルと、5年物ユーロ建て債8億8500万ユーロ(約1600億円)を起債した。
ジャンク債の発行条件はおおむね当初の想定通りだった。別の関係者によると、ドル建て10年債の利回りは約9.13%、ユーロ建て5年債は7%となった。
原題:Paramount Wraps Up $52 Billion Debt Sale to Fund Warner Buyout(抜粋)
--取材協力:Colin Keatinge、John McCrank、Ying Luthra.
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