中国若きエリートら目指す“AIロボ”

「リン・ユー・ロボティクス」社長の金戈さん。2025年、AIを搭載したロボットを開発する企業を立ち上げました。

リン・ユー・ロボティクス 金戈社長
「私は日本の『ガンダム』を見たり、『スーパーロボット大戦』のゲームをして育ちました。ロボットを使って人間の仕事を代替することは、私にとって常に究極の夢だった」

会社では、世界トップクラスの清華大学で博士号を取得した若きエリート社員たちが、日夜、最先端のロボットの開発を行っています。ロボットの特徴は「遠隔操作」です。

記者
「自分の手とほぼ同じような感覚で目の前のものを、ロボットをコントロールして、このようにぬいぐるみを掴んで袋の中に入れることができました」

店での接客だけではなく、災害など過酷な作業現場での活用を想定する一方で、飼い主が家にいなくてもペットと遊ぶことができます。

次の目標は、人の手を借りずに動く、ロボットとAIが融合した、いわゆる「フィジカルAI」の開発です。

リン・ユー・ロボティクス 金戈社長
「十分なデータを収集したあと、ロボットが自ら考えて動く状態に移行させることができる」

日本でも話題になった「ロボット運動会」でも活躍しました。

記者
「はやい、はやい!あっという間にゴールに向かってくる!」

中国の急速なロボット開発に懸念を抱いたアメリカは2026年7月、安全保障上の理由から中国製造の人型ロボットの新規輸入などを原則禁止していますが…

リン・ユー・ロボティクス 金戈社長
「国内市場での需要が供給を上回り、順調に売れている。焦ってアメリカ市場を開拓しなければならない状況ではない」