アメリカ政府の当局者と、イランが支援するイエメンの武装組織フーシ派の幹部らが、秘密裏に会談していたとロイター通信が報じました。
ロイター通信は16日、複数の関係者の話として、先週末、オマーンの首都マスカットにあるアメリカ大使館で、アメリカ当局者とフーシ派の幹部らによる会合が行われたと伝えました。
オマーン政府が仲介にあたったとみられています。
フーシ派は、紅海でサウジアラビアの船に対する攻撃を行っていますが、会談でフーシ派側は、アメリカの船舶を攻撃する意図はないと伝えたということです。また、攻撃対象はサウジアラビアの船舶に限り、他の国の船舶への攻撃は行わない考えを示したということです。
フーシ派は今月、紅海沿岸で大規模な攻勢をかけ、港湾都市モカやバブ・エル・マンデブ海峡にあるペリム島などを相次いで制圧し、イエメンの紅海沿岸ほぼ全域を事実上、支配下に置いています。
アメリカはフーシ派を「外国テロ組織」に指定していますが、去年5月にはフーシ派との停戦に合意していて、サウジアラビアとフーシ派の戦闘が激化するなかでも直接の衝突を避けたい双方の思惑がうかがえます。
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