ネパールと中国の国境地帯で発生した大規模な土石流では、死者は580人を超え、行方不明者は2400人以上にのぼっています。日本人5人の安否も、まだわかっていません。

ネパールと中国の国境地帯で発生した大規模な土石流について、ネパール当局は28日、死者が579人にのぼったと発表しました。

行方不明者は外国人観光客らを含め1900人を超えたということで、大幅に増えました。被災した水力発電所のトンネルなどに閉じ込められた作業員ら900人あまりの安否が分からなくなっていることが判明したということです。

日本人5人の安否も、まだわかっていません。

また、中国側では、これまでに5人が死亡、558人が行方不明と報じられています。

こうした中、土石流の影響により川の上流部で土砂などにせきとめられてできた「自然のダム」から水があふれ出た可能性があり、救助活動は一時、中断されました。

ネパール当局は、下流の一部で水位が上昇しているとして、引き続き氾濫への警戒を呼びかけています。