(ブルームバーグ):カナダは9月8日から、米国による関税と同額の報復関税を課すとカーニー首相が表明した。両国の貿易摩擦は一段と悪化する見通しとなった。
カーニー首相は22日、「不本意ながらこの措置を決定した」と述べ、「カナダ国民のコストを押し上げ、選択肢を減らすことになると認識している」とした上で、無関係の米企業や州にも打撃を与え、両国による協力の妨げになると説明した。
同首相によると、報復関税は鉄鋼、乳製品、家電、農業機器、パルプ・紙、電子機器などを対象にしており、詳細は数日中に公表される。
21日夜に行われた米加の通商協議は土壇場で決裂し、米国は22日未明、合板、酒類、電気機器、ホッケー用品など、カナダからの数百品目に50%の輸入関税を発動した。新たな関税は、米国の通商を差別しているとみなした国に関税を課す権限を大統領に与える、1930年関税法338条に基づいて発動された。この条項が使われたのは今回が初めて。
原題:Canada Unveils $20 Billion Counter-Tariffs to Mirror Trump Levy(抜粋)
--取材協力:Nojoud Al Mallees.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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