ハンドバッグや宝飾品、衣料品を探す若い消費者の間で、新品を購入する前に中古市場で価格を確認し、その商品が将来どの程度の価値を持つ可能性があるかを見極める動きが広がっている。中古高級品のマーケットプレイスを運営する米リアルリアルのラティ・サヒ・レベスク最高経営責任者(CEO)が明らかにした。

同社で最も急成長している顧客層であるZ世代とミレニアル世代の80%超が、近年値上げを進めてきた高級ブランドの新品を購入する前に、中古市場をチェックしている。例えば、シャネルの代表的な「クラシック・フラップバッグ」は2019年から26年の間に価格が2倍となり、1万1700ドル(約187万円)に達した。ハンドバッグを値上げしてきたルイ・ヴィトンも、同社のプラットフォームで最も検索されているブランドの一つとなっている。

動画:中古価格が新品を購入する際の商品選びに一段と影響しつつある理由について、リアルリアルのラティ・サヒ・レベスク最高経営責任者が説明。

レベスク氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで「消費者が支出にかなり自信を持っていることがうかがえる」と述べ、1000ドルを超える商品の売り上げが今年上期に増加したと付け加えた。1990年代の衣料品など、個性的な商品や限定版のアイテムが予想外の成長分野になっている。

レベスク氏は「人々はジュエリーや時計、ヴィンテージ品に期待していると思う」と述べ、「1990年代の大規模なリバイバル」が広がる中、こうした商品の価値も上昇していると指摘。「私はそうした商品が身近にある中で育ったが、Z世代はこうした商品に初めて出会っている」と付け加えた。

米オンライン中古衣料品販売のスレッドアップの2026年リセール・リポートによると、中古品市場の規模は2021年以降2倍超に拡大し、30年には3930億ドルに達する見通し。

原題:Gen Z Luxury Buyers Are Scanning Resale First, RealReal CEO Says(抜粋)

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