アジア時間19日午前の韓国株式市場では半導体関連株への売りが指数の下げを主導した。債券利回りの上昇を背景に、大手テクノロジー企業が投じる巨額の資金への懸念が強まった。

韓国総合株価指数(KOSPI)は一時6.8%下落。サムスン電子とSKハイニックスはいずれも7%超下げた。アジアの半導体銘柄で構成するブルームバーグの指数は2%超下落した。日本ではキオクシアホールディングスが一時11%安となり、東京エレクトロンとアドバンテストも値を下げた。

米国市場で半導体株などAI関連株が下落した流れを引き継いだ。インフレや政府債務の増加を巡る懸念から債券利回りが高止まりしている。イラン戦争を巡る不透明感が続く中、借り入れコストが一段と上昇するとの懸念も市場の不安を強めている。

フィボナッチ・アセット・マネジメント・グローバルの最高経営責任者(CEO)、ユン・ジョンイン氏は、AIの長期的な成長シナリオはなお崩れていないものの、「金利上昇と地政学的リスクにより、投資家はその成長に対してプレミアムを支払うことに慎重になっている」と指摘。また、今回の株価下落には「異例の力強い上昇相場を経た」後の利益確定売りもある程度反映されていると述べた。

原題:Korea Bears Brunt as Higher Bond Yields Weigh on Chip Stocks(抜粋)

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