太平洋戦争の激戦地、フィリピンで亡くなった日本人の遺族らが現地を訪問し、慰霊式典に参列しました。
フィリピン南部ミンダナオ島のダバオで24日に行われた慰霊式典には、沖縄県から訪れた日本人の遺族らおよそ30人のほか、地元の日系人らが参加しました。
ダバオは戦前、沖縄などから多くの日本人が移り住み、麻の生産で栄えていましたが、戦争に巻き込まれ、1万人を超える日本人が命を落としたとされています。
激しい戦火を生き延びた人たちは、犠牲になった家族を悼み、手を合わせました。
沖縄県ダバオ会 上原清 顧問
「力尽きて歩けなくなっていく、そういう方々がたくさん置き去りにされた経緯があるんです。いまでも脳裏から離れなくてですね」
安里勝さん(90)
「お父さんとおじさんときょうだい2人がこっちで亡くなって、自分たちが苦労したようなことはみんなにしてもらいたくない」
ダバオへの慰霊訪問は今年で58回目となり、遺族らは「戦争の歴史を語り継ぐため、できる限り続けていきたい」としています。
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