データ化して水分補給を把握?各企業の「熱中症対策」

井上貴博キャスター:
「職場での熱中症による死傷者数」を見ると増加しています。そこで2025年に対策として「企業の熱中症対策」が義務化されました。
【職場での熱中症による死傷者数】
2016年:462人
2025年:1803人
※出典:労働者死傷病報告(死者および4日以上休業した人の数)
各企業は、知恵を絞った対策を講じています。

▼大林組
・建設現場での作業時は「空調服の着用」
・作業時間の見直し(2026年から全社的に開始/条件が整った現場から実施)
通常:午前8時~午後5時
7月~8月:午前7時~午後1時
作業時間は減っていますが、比較的気温の低い時期に作業時間を延長することで、年間を通じて調整していくようにしています。

▼日本郵便
・サングラス、ファンベストなどの着用
・熱中症特別警戒アラートが出た場合、二輪車、徒歩などでの配達を原則休止
・熱中症警戒アラートが出た場合、気温の高い時間を避けた配達を行う
「水分補給しましょう」と各企業、従業員に対し呼びかけをするかと思いますが、実際、どれだけ実施できているのか、全てを把握するのは難しいです。
そこで、水分補給の見える化のための新たなシステムが登場しています。

▼サントリー
・熱中症対策DX自販機『DAKARA給水所』
従業員ごとの専用のカードで飲み物を選択すると、「誰が」「いつ」「どのくらい」利用したのかという利用状況がデータ化される。
→水分補給が少ない従業員へ注意喚起が容易になる。
こういった取り組みも広がりつつあるようです。
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<プロフィール>
石田健さん
ニュース解説メディア「The HEAD LINE」編集長
鋭い視点で政治・経済・社会問題などを解説