「すべてを新しくする必要はない」

一度も解散せずに第一線を走り続けているザ・ローリング・ストーンズ。

結成からの64年で、社会もバンドも、あまりに多くのことが変わりました。

しかし、メンバーは「すべてを新しくする必要はない」と話します。

新作に収録されている「ヒット・ミー・イン・ザ・ヘッド」には、5年前に80歳で亡くなったドラマーのチャーリー・ワッツさんの演奏が使われています。

キース・リチャーズ
「以前のトラックが残っていたんだ。それを聴きながら、『チャーリーがいないからって、全てを新しくする必要は無い』ってね」。こうすればチャーリーと俺たちは一緒にいることができる。チャーリー・ワッツを終わらせないためでもあった」

記者
「彼はメンバーとして、いつも一緒にいるということですか?」

キース・リチャーズ
「そうだよ。チャーリーは俺の親友でもあるんだ」

最後までバンドのメンバーであり続けたチャーリーさん。

2016年、私たちの取材に応じたチャーリーさん(当時75)は、「ザ・ローリング・ストーンズにとって、“最後のアルバム”なんてものはない」と語っていました。