「変なルールができた」議長選出の裏にあるものとは

なぜ、自民党県議団の幹部に大金を支払ったのか。そこには議長ポストをめぐる圧倒的な力関係があるようです。

福岡県議会は、議員87人で、自民党県議団はそのうち41人と最大会派になります。

県議会の議長選出は、議員の投票で決定するはずなのですが、TBSスペシャルコメンテーターの星浩さんによると、「実情は最大会派の幹部が事前に候補者を内定しているのではないか」といいます。

実際に、2001年以降、福岡県議会の歴代議長は自民党議員が務めています。2020年には吉松議員が議長を務めています。そして、2009年あたりから議長が1年ごとに交代しています。これは福岡県議会だけのことなのでしょうか。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
国会でもそうですが、基本的に議長は第1会派から選び、副議長は第2会派から選ぶというルールがあります。そうしないと議長選挙のために多数派工作があって、収拾がつかなくなるからです。

第1会派の自民党から議長を選ぶことによって、自民党のボスが指名をし、その人にお金を貢ぐという、変なルールができてしまっているのが、福岡のケースだと思います。

出水麻衣キャスター:
これから告発が広がってくると、何年前ぐらいまで遡って捜査することになるのでしょうか。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
政治資金の流れは、5~7年と、税金の関係もありますが、いずれにしてもお金の流れは捜査されることになると思います。