アメリカのトランプ大統領がイランとの停戦について「もう終わりだ」と述べるなか、アメリカはイランに対し、2日連続となる攻撃を行いました。一方、イラン側も報復攻撃を行ったとしていて、再び緊張が高まっています。
アメリカ トランプ大統領
「我々は強力な攻撃を行った。20倍の攻撃といってもいいだろう」
記者団の前でこう強調したトランプ大統領。
アメリカ中央軍は8日、イランに対し、前日に続いて追加の攻撃を行ったと発表しました。ホルムズ海峡でイランが商船を攻撃したことへの報復だとしていて、ミサイルやドローンの備蓄施設など「およそ90の軍事目標を攻撃した」と主張しています。
アメリカ トランプ大統領
「彼らが攻撃をするたびに20倍にしてやり返す。昨夜もそうした」
トランプ氏はこう述べたうえで、イラン側からコンタクトがあったことを明らかにしました。
アメリカ トランプ大統領
「彼らはひどく取引をしたがっているが、取引をするに値する相手なのかわからない」
一方、イラン保健省は、この2日間のアメリカによる攻撃でこれまでに14人が死亡したと発表。イラン側は今回の攻撃への報復として、クウェートとバーレーンにあるアメリカ軍の関連施設を攻撃したと表明しました。
こうしたなか、イランメディアなどは、2月に殺害された前の最高指導者ハメネイ師の邸宅だとする映像を公開しました。
ハメネイ師はアメリカ軍とイスラエル軍の攻撃を受け、邸宅の執務室で死亡したと伝えられていて、映像では柱だけになった建物内部の様子などが確認できます。
4日に始まったハメネイ師の葬儀では、7日からひつぎが隣国イラクのイスラム教シーア派の聖地に移され、追悼行事が行われました。
ひつぎはさきほど、ハメネイ師の故郷、イラン北東部マシュハドに到着し、遺体はこのあと、埋葬される予定になっています。
アメリカとイランの協議を仲介するカタールは、ハメネイ師の葬儀終了後、協議が開催される予定だとしていましたが、先行きは不透明です。
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