(ブルームバーグ):6日朝の外国為替市場の円相場は対ドルで161円台半ばで推移。為替介入への警戒感がある中でも、日本の財政拡張や日米金利差を意識した円売り・ドル買いが優勢だ。債券は下落する見込み。
みずほ銀行国際為替部の長谷川久悟マーケット・エコノミストは電話取材で、政府が今月閣議決定する「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」への懸念から円安に向かいやすい地合いだと指摘。その上で、「骨太の方針」の具体的な中身が示されて市場の信認を得られれば、円高に向かう可能性はあるとした。きょうは手がかり材料に乏しく、161円台で推移すると予想する。
野村証券の後藤祐二朗チーフ為替ストラテジストはリポートで当局の介入について、「強い口先介入は見られないが、目先は覆面での介入リスクを含め、市場の警戒は維持される」との見方を示した。
債券
債券は下落(利回りは上昇)の見込み。欧州債安の流れを引き継ぐ。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介シニア債券ストラテジストは、先週末に10年債利回りが2.8%を付けて押し目買いが入った後、様子見ムードと指摘。きょうは財政拡張や日本銀行の金融政策がインフレに対して後手に回るビハインド・ザ・カーブが意識され、「全体としては買われにくい」と話す。
先物の夜間取引で中心限月9月物は3日の日中取引終値比15銭安の127円11銭で終えた。鶴田氏の先物の予想レンジは127円05銭-127円35銭、新発10年債利回りは2.76-2.79%(3日は2.77%で終了)。3日の米債券市場は独立記念日の振り替え休日で休場だった。
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