空回りする“経済政策”と後手の“円安対策” 最悪「1ドル=170円」の可能性も
井上キャスター:
高市政権としては、「積極財政をしますが、ゆくゆく経済成長が起きれば、ある程度日本経済は回っていく」という考え方なのでしょうか?
星浩さん:
今まではずっとそういう考え方でやってきましたが、実際の成長はあまり芳しくありません。エンジンをふかしているだけで、結局は成長に繋がっていないのが現状です。
構造改革や規制改革が進んでいませんので、このままでは「お金をばらまいているだけ」になりかねないという状況です。
井上キャスター:
高市総理は円安について発信する機会が少ない印象ですが、別に軽視しているわけではなく、ある程度「なんとかなるのではないか」というスタンスなのでしょうか?
星浩さん:
本来なら「どうやって円安を食い止めるか」という、日本政府が一体となった総合的な対策を打ち出すべき時期です。しかし、今はまだ部分的な「パーツの話」しか出てきていません。

井上キャスター:
今後の展望について、野村総合研究所エグゼクティブ・エコノミストの木内登英さんに伺ったところ、「『原油高』や、『アメリカの利上げ観測』の影響が大きいので、最悪170円になる可能性もある。1ドル=120円前後の水準に戻るには4~5年かかるのではないか」と分析されていました。
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<プロフィール>
星浩さん
TBSスペシャルコメンテーター
1955年生まれ 福島県出身
政治記者歴30年