12日の欧州債券市場は、米国とイランが戦争終結に向けた合意に近づいているとの期待から原油価格が下落し、債券が上昇した。

ドイツ10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下落し3.0%となった。スワップ市場は年末までに欧州中央銀行(ECB)が計36bpの利上げを行うと示唆している。11日時点の42bpから縮小した。

リスク資産が急騰する中、イタリア債は2日連続でユーロ圏の他国債をアウトパフォームした。

英国債はドイツ債を上回るパフォーマンスを示した。英10年債は7bp低い4.8%となった。短期金融市場では、イングランド銀行(英中央銀行)の年末までの利上げ幅を36bpとしている。

欧州株は週末を前に上昇し、戦争勃発前の2月に付けた最高値に迫った。原油価格の下落が追い風となった。

ストックス欧州600指数は1.9%高で取引を終えた。原油価格は下落幅を拡大し、北海ブレント原油先物は約4%下落して1バレル=87ドル前後となった。

業種別では、旅行関連株と銀行株が上昇をけん引した一方、エネルギー株は唯一の下落業種となった。

6月12日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)

原題:European Stocks Flirt With Record High on Hopes for US-Iran Deal、Bunds Pare Gains on US-Iran Uncertainty: End-of-Day Curves(抜粋)

--取材協力:Michael Msika、Bre Bradham.

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