イラン・テヘランにいる増尾記者から、最新情報を中継でお伝えします。

イランの攻撃による中東諸国の被害ですが、限定的にとどまっているとみられます。ヨルダン軍は、イランからミサイル5発が発射されたものの、すべて迎撃したと発表。破片が落下しましたが、けが人は確認されていません。

ほかにバーレーンなどでもイランの攻撃を迎撃したと主張しており、イランの攻撃は一定程度、抑制的だったものと考えられます。

Q.攻撃の応酬による情勢の激化が懸念されますが、イランの今後の出方は?

現時点で、イラン側から今後の対応に関する公式な発表は出ていません。ただ、革命防衛隊は声明で「敵対行為が今後も続けば、より強力に対応する」とアメリカをけん制しました。

この声明で注目されるのは、今回の攻撃をもって作戦が終了したとは明言していない一方で、今後の軍事行動については「あくまで、アメリカによる攻撃が繰り返された場合」と条件をつけている点です。

つまり、アメリカ側による追加攻撃がなければ、一定の自制に踏み切る可能性とも読み取れ、イランとしても、これ以上のエスカレーションは避けたいという思惑があるのかもしれません。

ただ、今週初めにはイスラエルとの衝突もありました。改めて、この停戦が紙一重の均衡の上に成り立っていることを浮き彫りにしていて、情勢は引き続き予断を許しません。