レバノンの親イラン組織「ヒズボラ」への攻勢を強めるイスラエル軍は、レバノン南部の戦略的要衝を掌握したと発表しました。
イスラエルのネタニヤフ首相は5月31日、イスラエル軍がレバノン南部にあるボーフォート城跡を掌握したと発表しました。ボーフォート城跡は、レバノン南部とイスラエル北部を見渡すことができる高台に位置しています。
また、イスラエルメディアによりますと、ヒズボラが拠点とするレバノン南部の主要都市ナバティエにも近く、戦略上の要衝とされています。
AP通信によりますと、ボーフォート城は12世紀頃に十字軍の城として建てられ、イスラエル軍は1982年のレバノン侵攻で制圧し、2000年まで支配下においていました。
イスラエルとレバノンは4月に、アメリカの仲介で停戦に合意しています。しかし、イスラエル軍はレバノン南部を流れるリタニ川を越え北側へ進軍するなど攻勢を強めていて、ヒズボラも攻撃を続けています。
ネタニヤフ首相は、ボーフォート城跡の掌握を「劇的な転換」だとし、侵攻を拡大する考えを示しました。
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