「レベル4」までに避難完了を、警戒レベルに応じてどう行動?
では、レベルに応じてどのような行動をとればいいのでしょうか?

▼レベル3
【高齢者等 避難】避難に時間が必要な人は早めに避難・準備など
▼レベル4
【避難指示】危険な場所から全員避難
▼レベル5
【緊急安全確保】命の危険 すぐに安全確保
レベル分けについては気象庁が発表しますが、「緊急安全確保」(などの警戒レベル3~5の「避難情報」)に関しては、自治体が判断して出します。
そのため、「レベル5が出た=緊急安全確保」ではありません。レベル5が出た後に自治体で相談し、緊急安全確保を出そうと判断してから出ます。(※「緊急安全確保」は必ず発令されるわけではありません)ここにタイムラグがあるのも注意です。
TBS報道局社会部 災害担当 本杉記者:
気象庁の情報は市町村全体に出るので、その中で特に必要なところに対して「緊急安全確保」を自治体が判断して出します。
井上キャスター:
ピンポイントで出るという感覚ですね。
TBS報道局社会部 災害担当 本杉記者:
レベル5の状況では既に災害が発生している可能性が高いので、かえって屋外避難が危険な場合もあります。なので、そうなる前に避難しておくことが大切だと言われています。

井上キャスター:
「レベル5」という段階があると、「レベル5になるまで大丈夫かな」と思ってしまうかもしれません。ただそれは違い、「レベル4」までに安全なところに避難を完了していただきたいんです。
レベル5のときに行動を起こしても手遅れだということを、どのように周知徹底するかは気象庁の皆さんも、放送局も悩んでいます。
信州大学 山口特任教授:
これだけ気象災害が注目されていると、テレビからの呼びかけが議論になることがあります。リスクコミュニケーションに対して、我々も向き合っていかなくてはいけない時代になったのだと感じました。
出水麻衣キャスター:
防災気象情報が新しくなったということと、レベルの数字と色が表示されますので、警戒レベル3~5相当の赤、紫、黒については、すぐに情報を取りに行かなくてはいけないということを理解していただきたいです。
井上キャスター:
TBSとしても、アナウンスする際は、必ずレベルをお伝えします。また、レベル4とレベル5に大きな差があるという認識から、なるべく空間をあけて表示しようと思っています。

TBS報道局社会部 災害担当 本杉 記者:
気象情報は市町村全体に出るので、レベル4の気象情報が出たら、その中で自分のいる場所に避難情報が出ているかを確認してください。もし出ていれば指示に従い、出ていなくても危険だと思ったらためらわずに逃げていただきたいです。
また、ハザードマップから自分のいる場所が危険なエリアかどうかを見て、災害が起こる可能性を確認してください。
そして、気象庁「キキクル」には今の危険度を表示する地図があるので、それを見て現在の状況を確認していただきたいです。
▼自分がいる場所・状況の確認
・「避難情報」が出ているか
・「ハザードマップ」で危険エリアを確認
・気象庁「キキクル」で現況を確認
以上の3点で、自分がすぐに避難するべきかどうかを確認していただければと思います。
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<プロフィール>
本杉美樹
TBS報道局 社会部 災害担当
地震 火山 豪雨など幅広く取材
山口真由
信州大学特任教授 ZEN大学教授
財務省、弁護士を経て現在は「家族法」研究が専門