負担はすべて事業者へ? 行政は管理せず…問われる「ごみ箱の責任」

高柳キャスター:
「ごみ箱は誰が管理するのか」という問題もでてきました。

渋谷区では、対象の区域で「飲食店等へのごみ箱の設置の義務化」をして、設置しない場合は5万円の過料が科せられることになっています。

TBS報道局社会部 都庁担当 寺島学 記者:
現在、管理することになっているのは事業者で、▼ごみ箱の設置や▼ごみの処理など、費用もかかっています。

区は管理しないことになっていて、行政の仕事はあくまで「家庭ごみの処理」のみです。そのため、「街中のごみ箱は“誰が責任を負うのか”」という議論が、今まさに地域の中でされているようです。

山形純菜キャスター:
責任の所在がどこにあるのか、これを機に、しっかり話し合われていってほしいと思います。

井上キャスター:
渋谷区は独自の調査を行い、ごみを捨てている人の9割以上が区の外から来た人だったようです。

区の外から来た人のごみ処理を、なぜ区の税金でやらなければいけないのかという議論がまずあります。

演出家 宮本亞門さん:
ただ、区の外から来た人はもしかしたら渋谷区でショッピングするなどしていますし、そこでお金が循環しています。どこで生まれたかという話ではないので、区にはもう少し協力していただきたいです。

井上キャスター:
私もそちら側の意見で、これを民間に押しつけるのは少し違うように思います。区としてもこれから協議して、ごみ箱を設置するのかどうか、考えるのかと思います。

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<プロフィール>
寺島学
TBS報道局社会部 都庁担当
ティーバッグは3回楽しむ

宮本亞門さん
演出家
東洋人で初めてブロードウェイで演出
ジャンル問わず国内外の作品を手がける
前立腺がんを克服した経験も