食品パッケージの変更など各企業が対応に追われる中、きょうも、企業や団体から「ナフサ」についての発言が相次ぎました。

食品のパッケージから次々と消える「色」。

モノクロになったポテトチップスに… トマトのイラストが減ったケチャップ。

中東情勢の影響でインクの原料となるナフサの調達が不安定になっていることが要因としていますが、政府は、きょう…

鈴木憲和 農水大臣
「万が一、今後の供給不安が生じた場合に備えた、各企業の経営判断に基づくものであると認識をしている」

こう説明した上で、インクに使う溶剤については「平時と同様に必要量の供給ができている」と改めて強調。

ところが、きょうも関連企業や団体から「ナフサ」についての発言が相次ぎました。

日本化学工業協会 岩田圭一 会長
「原料となるナフサなり原油なりがホルムズ(海峡封鎖)以前と比べて価格が高騰しているというのは事実でして」

日本化学工業協会は、石油化学製品の価格の上昇について「サプライチェーン全体で吸収していくしかない」とし、価格転嫁もやむを得ないとの認識を示しました。

こちらの企業も… 石油化学製品を多く取り扱う大日本印刷は、今年度の業績予想に中東情勢の影響として20億円の減益を織り込みました。

ナフサを取り巻く状況は、なお不透明感が漂っています。