(ブルームバーグ):ドル・円相場が1ドル=158円近辺に戻したことについて、スタンダードチャータードのストラテジストは、日本当局が円に対する市場の弱気なセンチメントを抑制したいのであれば、追加の円買い介入が必要となる可能性を示唆していると指摘した。
ストラテジストのスティーブ・イングランダー、ニコラス・チア両氏は13日の顧客向けリポートで、日本当局は160円手前に防衛ラインを改めて設定した可能性があるとの見方を示した。
日本の利上げ見通しによる円下支えの効果は限定的だと、スタンダードチャータードは分析。金利市場が織り込む日本銀行による年末までの追加利上げ幅は約45ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)に落ち着いており、同行が想定する2026年のレンジの下限に近い水準だという。
また日銀について、市場での年内利上げ期待が2月時点から後退している数少ない中銀の一つだと指摘した。
その上で、最近の円買い介入は、直後の反応を除けば影響は限定的で、円のわずかな過小評価を小幅な過大評価へと転じさせた可能性があるとした。
原題:More Yen Intervention Needed to Curb Short Sentiment: StanChart(抜粋)
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