アメリカとイランの交渉を仲介するパキスタンが、自国の基地にイランの軍用機が駐機するのを密かに許可していたと、アメリカメディアが報じました。アメリカによる空爆から守る目的との見方を伝えていますが、パキスタン政府は「憶測に基づいた誤解を招くものだ」と強く反発しています。
アメリカのCBSテレビは11日、パキスタンが首都イスラマバード近郊にある空軍基地にイラン軍機が駐機するのを密かに許可していたと報じました。
アメリカ当局者の話として伝えたもので、イランは先月上旬にアメリカとの停戦が発表された数日後に、複数の軍用機をパキスタンへ移動させたということです。アメリカ軍による空爆からイラン軍機を守る目的だった可能性があるとしています。
この報道について、パキスタン政府は12日、「憶測に基づいた誤解を招くものだ」と否定する声明を発表しました。
パキスタンに到着したアメリカとイランの航空機の一部が、今後の対面協議に備えて一時的にとどまっているとしたうえで、「いかなる軍事的な緊急事態や保全措置とも一切関係ない」と強調。「地域の安定と平和に向けた継続的な仲介努力を損なうものだ」と強く反発しています。
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