下院議長が決まらない異常事態が続いているアメリカ議会で、4日目となる議長選びが行われましたが、通算14回目の投票でも決着しませんでした。

アメリカ議会下院では議長を選ぶ投票で多数派の共和党の票が割れ、共和党を率いるマッカーシー院内総務が必要な過半数を得られない異例の事態が続いています。

議長選び4日目となった6日も投票が繰り返されるとともに、共和党内で造反議員への説得や交渉が続けられました。

日本時間きょう正午すぎから、通算14回目の投票が行われ、マッカーシー氏が216票を獲得しましたが、過半数にあと1票足りませんでした。

前日まで造反を続けていた20人の共和党保守強硬派のうち、14人がマッカーシー氏に投票しましたが、切り崩しが一歩及ばなかった形です。