ハンタウイルスの集団感染が疑われているクルーズ船が寄港する予定のカナリア諸島のテネリフェ島には、加賀記者がいます。現地はどのような状況でしょうか?
私はクルーズ船が寄港する予定の港の近くにきています。今はこちらは朝ですが、昼過ぎには港の方でクルーズ船の寄港に反対する人たちによるデモが予定されています。
カナリア諸島自治州政府は、クルーズ船は接岸せずに沖合で停泊する予定だと発表していて、そういった情報が伝わっていることから、住民からは不安の声も聞かれる一方、冷静に受け止めている人が多い印象です。
テネリフェ島の住民
「僕たちにはどうすることも出来ないけれど、ちょっと危険かもしれないね」
「もし立場が逆で、私がその船に乗っていたとしたら、(島で)良い医療を受けたいと思う」
また、「政府がしっかりと対策を考えてくれているので、それを信じている」という声や、「怖がっても仕方ない」という声も聞かれました。
Q.クルーズ船の乗客には日本人の方も含まれているということですが、島に到着した後の動きについて情報は入っていますか?
乗客らを避難させるため、アメリカやイギリス、スペイン本国からは特別機を派遣するということですが、乗客の国籍はおよそ20か国にのぼっているので、他の国の乗客がどうなるのか詳しいことはわかっていません。
また現在、船に乗っている人たちには感染の症状は出ていないということですが、潜伏期間があることから、一時的に隔離するのか、安全に退避させられるのかなどの課題も見えてきています。
また、なぜこの島が寄港する場所に選ばれたかについて現地の報道では、港が市街地から少し離れた場所にあり、地元の住民と隔離された状況で、あまり接触せずに退避させることができるのではないかということです。
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