下院議長が決まらない異常事態が続いているアメリカ議会で4日目となる議長選びが行われていますが、通算13回目の投票でも決着しませんでした。

アメリカ議会下院では議長を選ぶ投票で多数派の共和党の票が割れ、共和党を率いるマッカーシー院内総務が必要な過半数を得られない異例の事態が続いています。

議長選び4日目となる6日、通算で12回目と13回目の投票が行われ、マッカーシー氏は13回目で214票を獲得しましたが、必要な過半数には3票足りませんでした。

マッカーシー氏に対する共和党内の造反は前日までの20票から6票に減っています。

欠席している共和党議員2人が議会に戻る日本時間きょう正午に14回目の投票が行われる見通しで、マッカーシー氏は「必要な票を得られる」と自信を見せています。