下院議長が決まらない異常事態が続いているアメリカ議会で4日目となる議長選びが始まりましたが、通算12回目の投票でも決着しませんでした。

アメリカ議会下院では議長を選ぶ投票で多数派の共和党の票が割れ、共和党を率いるマッカーシー院内総務が必要な過半数を得られない異例の事態が続いています。

議長選び4日目となる6日、通算で12回目の投票が行われ、マッカーシー氏が213票を獲得しましたが、必要な過半数218票には5票足りませんでした。

マッカーシー氏に対する共和党内の造反は前日までの20票から7票に減りましたが、依然として膠着状態が続いています。

造反を続ける議員に対して共和党内の説得や交渉が行われるとみられますが、事態打開につながるかは不透明です。