アメリカの去年12月の就業者数は、市場の予想を上回る22万人あまりの増加で、労働市場の底堅さが改めて鮮明となりました。
アメリカの去年12月の雇用統計は、景気の動向を敏感に反映する「非農業部門の就業者数」が前の月に比べ22万3000人増え、市場の予想を上回りました。失業率は前の月から0.1ポイント改善し、3.5%でした。
一方、労働者の平均時給の伸び率は去年に比べて4.6%。前の月と比べても0.3%で、いずれも鈍化しています。
この内容を受けて、6日のニューヨーク株式市場ではFRBの金融引き締めが長期化するとの懸念が和らぎ、ダウ平均株価は一時、700ドル以上値上がりしました。

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