(ブルームバーグ):人工知能(AI)スタートアップの米アンソロピックは6日、イーロン・マスク氏の宇宙開発会社スペースXと提携することで合意した。AIモデル「Claude(クロード)」の需要急増に対応するため、提携を通じて計算能力を増強する。
両社の発表によると、アンソロピックは米テネシー州メンフィスにあるスペースXの大規模データセンター「コロッサス1」の計算資源を利用する。アンソロピックは提携により、計算能力が「著しく」高まり、AI製品の利用上限を引き上げることが可能になるとしている。契約条件は明らかにしていない。
今回の提携では、最先端のAI開発競争で競合関係にある2社が手を組む格好となる。マスク氏率いるAI企業のxAIはコーディング分野では出遅れているが、データセンター整備やエヌビディア製チップの確保では先行している。
xAIはこれまで、プログラミング用AIを開発する新興企業カーソルと協業する契約の一環として、一部の計算資源を提供することで合意している。
また、スペースXの傘下となったxAIは今回の発表で、自社を「SpaceXAI」と表記しており、新たなブランド戦略の可能性を示唆している。
原題:Anthropic Inks Computing Deal With SpaceX to Meet AI Demand(抜粋)
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