アメリカ軍はミサイル駆逐艦1隻が5日に台湾海峡を通過したと発表しました。これに対し中国軍は「全ての動向を把握している」とアメリカ側をけん制しています。

アメリカ海軍の第7艦隊はミサイル駆逐艦1隻が5日に台湾海峡を通過したと発表しました。

第7艦隊は国際法に基づいて定期的に通過しているとした上で、自由で開かれたインド太平洋を守るアメリカの姿勢を示すものだと主張しています。これに対し中国軍で台湾を担当する東部戦区は6日、「アメリカの駆逐艦の監視・警戒にあたった」「全ての動向を把握している」とする声明を発表しました。

米中をめぐっては先月21日には南シナ海上空でアメリカ軍の偵察機と中国軍の戦闘機が異常接近する事態が起きています。