高市総理はきょう、連合主催の「メーデー中央大会」に出席しました。裁量労働制の拡大をめぐり、政府と連合の対立が鮮明化しています。

高市総理
「物価上昇を上回る継続的な賃上げ実現のために、どうか皆様のご協力をお願い申し上げます」

きょう、連合主催の労働者の祭典「メーデー」の大会に出席した高市総理。「賃上げの実現」に向け、協力を呼びかけましたが、政府が進める裁量労働制の見直しでは、両者の対立が鮮明となりました。

連合 芳野友子 会長
「政府や経済界には、労働時間の長時間化による生産性向上という140年以上も前の轍を踏むような精神論的手法ではなく、まずはこれまで積み上げてきた労働の価値を認めること、そして、それに十分に報いることを実行に移していただきたいと思います」

政府は成長戦略の柱の一つとして、裁量労働制の拡充を図りたい考えですが、連合の芳野会長は、こう痛烈に批判します。

連合 芳野友子 会長
「メーデーが140年前に、長時間労働や低賃金が発端となって始まったことに立ち返れば、悪い冗談のように聞こえます。改めて、裁量労働制の拡充は不要であると申し上げておきたいと思います」

政労使(政府、労働者、経済界)が納得する「働き方改革」は実現できるのか、今後の議論が注目されます。